書書鹿鹿 ~かくかくしかじか~

"かくかくしかじか"と読みます。見たもの、聞いたもの、感じたことを書いてます。

図書館で”見えないもの”に気を遣う

図書館で本を読んでいた。 普段からあまり本を読むタイプではないのだが、時々訪れる積極読書期に突入しており、先日借りた本3冊を返却しに行くついでに、新しく借りる本を選んだ。 (この2冊とExcelの本) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});…

初めてが苦手な人へ贈る本/又吉直樹×堀本裕樹「芸人と俳人」【読書感想文】

“初めて”が極端に苦手である。初めての環境、初対面の人との会話、初めて行くお店、バイトの初日など、初めてが目の前に迫ってくると途端に緊張してしまう。以前、イベント派遣のバイトを半年だけしていたことがあったが、毎回毎回が初対面の人と初めての場…

vs 本当に働きたくない男/星野源「働く男」【読書感想文】

「働きたくない」 言うまでもない。自分の口ぐせである。 将来を意識し始める高校生の頃から繰り返し繰り返し脳内に現れ、時には口から音として発せられることもある。決して相手を油断させるポーズ、口だけではない。高校生の頃、初めてバイトをした焼き鳥…

自分を知りたくて/『食物アレルギーのすべてがわかる本』海老澤 元宏

自分を知ること。 意外と難しいと最近感じる。そもそも最近になるまで「自分を知ろう」なんて考えたことも無かったし、というか知らないように避けてきた面が大きい。 自分のことなんて知らない方が幸せとまでは言わないが、そこそこ生きやすい。 自分を形作…

平松洋子『いわしバターを自分で』コロナ禍の”食”を通じて幸せを再確認する【読書感想文】

フリーター生活を始めて、自炊することが多くなった。学生時代から引き続いて実家暮らしで晩ご飯はありがたいことに親が作ってくれるが、「昼ごはんは自己調達」というのが我が家の方針で、中学高校大学と休みで家にいる時は昼ごはんを作っていた。と言って…

飯島奈美『ご飯の島の美味しい話』に”食”の持つ力を見る【読書感想文】

飯島奈美『ご飯の島の美味しい話』 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ここ最近、“食”をテーマにしたエッセイを好んで読むようにしている。自分自身が“食”に興味を持ち始めたのもあるが、単純に活字で誰かの食を読むだけで美味しい気持ち…

理想通りの古本屋にて本にまみれる

古本屋に初めて行った。 BOOKOFFだったり近所にあったカードゲームやCD・DVD、服、ぬいぐるみまで販売している倉庫型の古本屋には行ったことがあったが、自分としては“古本屋”の定義からは少し離れている気がする。自分の定義する“古本屋”は「本で溢れかえっ…

「1日2オードリー」を果たすため、若林正恭の本を買う

kakusika.com この続き。 「無料のステッカー1枚を貰うためだけに、交通費を払って、せっかくのゴールデンウィークの人がごった返す祝日の心斎橋に朝から並ぶなんて傍から見ればおかしいかもしれない」 締めでこんなことを言ったが、傍から見なくても客観視…

お花見の思い出

地元では、桜がちょうど満開の季節を迎えている。 2、3日前にバイトのゴミ収集で作業場に帰る時は、まだ綺麗に咲くどころか何年もそこに根付いた太った木のこげ茶色しか見えなくて、一緒に乗っていた社員さんと「いつ頃咲きますかね?」なんて話をしていたの…

マメトコナの焼き菓子で幸せ体験

食物アレルギーを持っているとさまざまなジャンルの食事が制限されるが、その中でも一番と言っていいほど制限されるのが“お菓子”である。自分は卵・乳成分のアレルギーなので、軒並みアウトとなる。“お菓子”というホームページがあるとして、「卵・乳製品不…

オードリー若林正恭と長風呂

自分は長風呂が苦手である。 お風呂は結構好きな方だ。普段は信じられないほどの寝癖が付いてしまうので朝シャワーしかしないのだが、何か疲れた時は湯船にお湯を張って、身体の中をじわじわと溶かしている。自分の疲れを癒すとともに、「自分ってこんなに疲…

「本を買う」という特別体験

久しぶりに本を買った。 本を買うという行為をするのは一体何年振りだろうと思う。大学の授業で必要だったために買ったことは一昨年に一度だけあったが自発的に本を買うことはおそらく大学に入ってすぐにあったぐらいだと思う。その頃はバイトもやっていてお…

人参西加奈子人参

スーパーの青果でバイトをしている。基本的には品出しや検品、袋詰めが主な作業で、単純作業でありながらも売り場が広いしやることも多いから意外としんどい。 今日も今日とてバイトだった。 ここ最近は夕方まで入ることが多くなった。 雇用契約の段階では週…