日々、数字と格闘しながら生きている。
お金、時間、身長、体重...
この世でもっとも分かりやすい指標である。
そんな簡単な話ではないが、
- お金をたくさん持っている人が偉い
- 身長が高い男はモテる
- 年齢を重ねている人は偉い
のように、数字で優劣が付くことが多い。
自分はお金もないし、力もないし、地位も名誉もない(©川崎鷹也)人間なので、数字に対するコンプレックスが人一倍強い。
数字と格闘しているといっても、数字の圧勝。
打撃で負けているのではなく、サブミッション(関節技)でずっと痛めつけられている。
どれだけタップしても、レフェリーと数字はグルなので全く見てくれない。
おかしいだろ!
ということはさておき、今一番若者が気にしている数字はおそらく"SNSのフォロワー"だろう。
Twitter、Instagram、tiktokとSNSが新しいカルチャー生む時代、そこにフォロワーがどれだけいるかがものを言うのだ。
これに関しては逃れられない現実。
どれだけ頭を使って面白い企画を考えようが、おっぱいを強調させて揺らす古典的なお色気お姉さんには勝てないのだ。(いつも揺らしていただきありがとうございます)
おっぱいを揺らしながら自己承認欲求を満たし、おっぱいを揺らしながら他者を見下し、おっぱいを揺らしながら優越感に浸る。
それが若者なのだ!!
(*個人の感想です)
ただお年寄りともなると、マウントの取り方が独特らしい。
お年寄りは"骨密度"でマウントを取り合うのだそうだ。
この前友人と話していると、「骨密度の高さを誇りに生きているおばあちゃん」の話をしてくれた。
その友人のおばあちゃんは畑仕事をしているのだが、ある日柵を越える際に転んで胸を打ったらしい。
ずっとあばら骨のあたりが痛み、どうやら症状的にも骨折の疑いが強いというのだ。
ただおばあちゃん断固として病院には行かなかったらしい。
なぜならレントゲン写真に写った骨がスカスカだった場合、もう立ち直れないから。
その話を聞いて、ぴちぴちの21歳の私は「骨密度がそんなに大事なのか?」と思ったが(骨折4回経験者は黙っとけ)、ご高齢者の方にとっては唯一自慢できることなのだろう。
ちなみに、その友人の母親は保険会社勤務なので、「保険が下りるから」と病院に行くことを強く勧めたのだが、おばあちゃんは断ったらしい。
後々確認すると、おばあちゃんは自分の骨密度を信頼しまくった結果、骨折に関する保険だけ契約していなかったらしい。
最近、食べる煮干しを買い込みました。(骨折4回経験者の反省)